UX ってなんだろう?
イノベーションを起こすためにはUXが必要と言われます。 学術的には研究が先行してますが、実務でどう扱うかどうしたら社内にUXの必要性を解いたらいいのか、色々と悩みもあるかと思います。 今回は、参加者の皆さんと一緒にUXってなんだろうという
UXと人間中心設計(HCD)の関係
HCD が UX を内包している
人間中心設計(HCD)
UX は3階層
ISO 13407 が世界基準、上側が最高位。
UX は人間工学・社会学(インドで108のボタンをつけて売れた)
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毎日欠かせない(中毒性)
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マニュアルがあっても使いにくい Windows XP
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マニュアルがあっても使えない
おすすめのサイト・本
- 📗アジャイル・ユーザビリティ(第二章は無料配布)
- 📗アクセシビリティプロジェクト
- 💻U-site
- 行動を観察 → イノベーションにはユーザーの声は必要ない(ユーザーテスト)
- 仕事をデザイン
- 反復改善 → 紙で作って動作や画面遷移を確認してデザインの戻りを少なく(ペーパーププロトタイピング)
UX 5階層
表層/
骨格/ ペーパープロトタイピング
構造/
要件/
戦略/
ユーザーテストの必要性
実際に操作してもらうと無駄な動きや戸惑いなどが見受けられる。 これらを防ぐために、製作部はユーザーに利用してもらえない事実を観察から発見し、理解することから始まる。
効果 / 効率 / どうやって達成したか 満足度/ それまでの初めから終わりまでのユーザーの動きを観察することで発見がある
テスト例
5人に1回ずつではなく、5人で3回ずつテストを実施する。 85%の問題をフィードバックして、さらに2回目のテストからフィードバック、さらにさらに3回目のテストをフィードバックするといい感じになる。 → 期間:半年以上、費用:200〜300万円以上・・・ひーー😱😱😱
Webではそこまでやってられないため、アジャイル開発(同時進行)。 友人の友人など身近な人に2時間 10,000円ほどでお願いするとよい。また、お金のやり取りが発生するので印鑑や守秘義務契約を結んでもらう。 テスト中はデザイナーなどが見て観察するとよい。 キーボードの音をさせるとストレスを感じさせるのでやらない。 ラポールを返す。
ユーザーテストの前に、ペーパープロトタイピングでテストしたほうがよい。1〜2時間やると疲れるので。
ユーザーテストとアンケートの違い
アンケートは顕在意識、ユーザーテストは潜在意識を問題として出す。
ユーザーテストの事前準備
ペーパープロトタイピングでバタつかないように、プレテストのシナリオが大事。 ユーザーの反応をメモる。ユーザーテストの人はターゲットを絞る。 → 例えば、子供向けだけど母親にもやってもらうと母親にもウケたりする。
💻@IT Apple ヒューマンインターフェース・ガイドライン
とにかくモックを10、20作る
そもそも何のためにユーザーテストをするのか?
時間とお金をかける意味があるか?といった問いをする経営層向けには、戦略を達成するためですとアピールできる。デザインというと表層や骨格ばかりを言われがち。
受けないほうがいい案件
「なる早で、デザインもなんとかしろ」 → 戦略もなければ、表層・骨格もなく、構造や要件がない。 → マネージメントがなってない、UX ではなくマネージメントの話になってしまう。
ユーザーは新しいことを覚えたくない
Windows で Control + U
でシャットダウンだが、Vista では Control + →'
とコロコロ仕様が変わった。車の例だとレクサスのブレーキはキーを抜けば止まったが、ボタンを5秒長押しすれば止まるという新しい方法を覚えられていなかった。
- メンタルモデル:人間の考えグセ
- 📗Concent 長谷川さんの本
- 📗デザイニングインターフェース第2版(オライリー)
- 📗誰のためのデザイン
- 📗ストーリーテーリング(ペルソナのストーリー)
- 📗IA(How to 本)
- 📗ペーパープロトタイピング