強い組織を作るために知っておきたい基本原則 #devio2022

動画を拝見しました。やるべきことが別にありますが、せっかく聞けたので残しておきます。

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10のトピックス

それぞれにどう思うか自分なりに考えてから、扮谷さんのセッションを聞いた。

  1. 事業と人どちらが重要?
  2. 独裁的と民主的、どちらがいい?
  3. 組織基盤はいつ作る?
  4. 機能別組織と事業部制、どちらがいい?
  5. 何が組織を作る?
  6. 能力と人柄、どちらが重要?
  7. 失敗とどう付き合うべきか?
  8. 優秀な人が抜けると組織は弱まる?
  9. 階層がない組織はうまくいく?
  10. 強い組織を素早く作るには?

1. 事業と人、どちらが重要?

2つの比較図が表示され、以下のテキストが添えられている。

  1. 強い事業があるから人が集まってくる?
  2. 良い人がいるから強い事業ができる?

私の考え:1. 強い事業があるから人が集まってくるんだと思います。

採用と応募という状況で考えてみます。1を選んだ理由は、事業を自分なりに言い換えてしまうと「誰に対して何をしてどう利益を出しているか、仕組みや制度で動いているか」とだと考えます。強い事業とは魅力的な場所と言えます。それってつまり自分が「したいこと、できること、なりたい自分像」と合致していれば、事業に興味・関心を持った人が集まってくる。

もちろん「人」が全く介在しないことはなく、事業にマッチングするかに「人」は重要な要素の一つだと思います。あまりないかもですが、全く同じ事業と規模の会社に出会ったとき、いずれかを選択せざる追えない状況で、最終的な決断に「人柄」という感情的な部分も持ち合わせてると思います。

2. 独裁的と民主的、どちらがいい?

次も2つの比較写真が表示され、以下のテキストが添えられていました。

  1. 組織は独裁的な方がいい?(ナポレオンの絵)
  2. 組織は民主的な方がいい?(民衆を導く自由の女神の絵)

私の考え:どちらでも必要。

全員に意見を聞く、それぞれでどうしてそう思うかを意見交換する場があること、その結果を元にをリーダーなり管理者が決定するといいかと思います。その際、情報伝達や開示条件に不平等がないよう、必ず全員の目の前で決定した結論とその理由を述べることが望ましいと考えます。

もう一つ、何をどう決めるかを議題によっても変えるべきなんだろうと考えます。何においても「定例会議だ!」「稟議だ!」だと、手続きが面倒と冷めてしまってせっかくのいい視点が除かれていき、組織も成長しない。その人も去ると負のループになると思うので。

5名ほどの組織単位の経験のみなので、多人数で多種多様な役割の人が参加する場合だと、異なる違う策が必要と考えます。立場がバラバラで考え方も全く違う人が数十人も参加する会議だと多数決で決めてしまいがち。少数派の人たちの意見がまったく反映されず不満の糸口になると思うからです。決める人を決めて、その人たちをフォローする。フォローされる側もちゃんと経緯などの情報開示をして、失敗やミスは受け止めていつまでも批判しないで全力で軌道修正する。という組織は強いんじゃないかと思います。そういう関係になるには日頃から‥という別の話になるので終わる。実行したこと責任もないので机上の空論だと思いますが。


独裁というとヒットラーを思い浮かべてしまって「暴君ではなく名君であること前提」とありハッとしました(というか、ここのフレーズだけベイジさんのこれはブログで読んだかもしれないです)。

3. 組織基盤はいつ作る?

これは常に扮谷さんがツイートされている内容ですね。

  • ミッション/パーパス/企業理念 あとから決めても大丈夫
  • ビジョン あとから決めても大丈夫
  • バリュー/クレド/行動指針 できるだけ早く決めたい
  • 組織基盤・ルール できるだけ早く決めたい

→ 組織は小さい方が浸透しやすい

私の考え:小さな組織でも浸透が難しかった。

組織基盤を検索しましたが、いまいち他の類似語との違いがわからなかったです。ルールがない組織で、組織が楽になるようにまずはルールを2つ提案したことがあります。ルールを明文化したことがなかったり、今の出来事を問題と捉えていない人には「面倒な手続き」に思われてしまいます。単に伝え方が悪かったのだ思います。

共通のルールとして運用せずに、目に見える資料として作成し、活用してる所まで見てもらうと、何も言わずに活用してくれる。

人の面倒くさいと思う心理と行動へ促すことについて、大人も子供も関係ないんだと感じた出来事でした。

4. 機能性別組織と事業部制、どちらがいい?

私の考え:まったくわからない。

運用がどうなってるかを基準に見るかによると思います。

5. 何が組織を作る?

これも以前ツイートされた内容ですね。

ルールが組織の形を作る

  • ルールは、納得できなくても守ってもらう絶対的なもの
  • ルールは、能力に関係なく守れるものにする
  • 納得できないならルールに従わなくてもいい、だと組織が壊れる
  • ルールは、多すぎても少なすぎても良くない
  • 使い勝手の悪いルールは、前提条件を加えて完成度を高める

私の考え:多すぎても少なすぎても良くないを拡大解釈しない方がいいなと思いました。多い少ないは主観によると思うので、2つでも多いと思う人もいる。具体的に数が出ていないのに頭の中で「多い」と感じているが、それって「当たり前にやるべきこと」と「単純に面倒だ」という感情的なことを切り離して、全体的に組織としてどうありたいかを考えないといけないと思います。

言語化が組織の自立運用を促進する

  • 抽象的で曖昧なことほど、言語化して明確に伝える
  • 何度も同じことを説明しなくてもいい
  • 人によって説明が変わることもない
  • 上司の代わりに、言語化されたコンテンツがメンバーを育てる
  • コンテンツはすぐに取り出せるように格納しておく(ナレッジ化)

私の考え:個人にも当てはまるなと思って、書く行為をマネをしている。やらないとできないを体現している。思いにぴったりの言葉を紡ぐことが難しい。

教育制度の有無で組織づくりの難易度が変わる

  • 組織課題は、仕組みで解決できる領域と、そうでない領域がある
  • そうでない領域は、人が変わらないと解決しない
  • 人は簡単に変わらないので、新しい人が必要になる
  • 新しい人を獲得するには、採用活動がうまくいく必要がある
  • 市場的に足りてない職種では、採用活動が激戦になる
  • 採用の難易度を下げるには、教育制度が必要
  • 教育制度があれば、採用のハードルが下がる

私の考え:応募者への対応方法について携わったことがある程度で、人事権は一切ない。人に技術的なことを教えるのは自分の理解度の確認以外に、伝え方・伝わり方、相手を知ることにつながるので、その点に利点があると個人的に感じている。が、道筋もわからない調べるにしてもキーワードが思いつかないという状況でもない限り、自分でも頑張って調べてもらえるといいなと思うことがあった。

指導者が2人いた場合、どちらが正になるか迷わせるのでルールは統一したほうがいいと思った。知ると自由に生きやすくなる確率が上がるので、勉強するという感じ。私は、一度も会ったこともないのにTwitter で出会った人たちに恵まれて今ここにいます。

6. 能力と人柄、どちらが重要?

組織デザインの難易度が上がるタイプの人柄

に自分がなってないか?

  • ルールに従うことを嫌う
  • 自己正当化・自己防衛が真っ先に働く
  • 人を助けたり教えたりが好きじゃない
  • 攻撃的なものの言い方をする
  • 他者を批判することで自己肯定感を得る
  • 努力している人を冷笑する
  • 裏工作や陰口が好き

私の考え:2 は自分に当てはまる出来事があります。

7. 失敗とどう付き合うべきか?

上手に失敗して、早く成功する。

失敗を活用できる組織

  • 失敗した人を責めず、仕組みで解決する
  • 仕事を明文化し、問題を特定できるようにする
  • 失敗したすぐ後に、対策を講じる
  • 対策は具体的に、結果が分かるようにする
  • 対策が続いているか、定点観測する
  • 対策を明文化し、ナレッジ化する
  • 時々、新しい仕事にチャレンジし、失敗する

私の考え:他者のミスや失敗、配慮不足(というより事前に条件として共有されてなかっただけなのですが)には厳しく「○○が悪い、▲▲はよくできているのに」とその人に対する批判と、本題に関係のない人と比較する言葉が真っ先に聞こえてきたことがあります。その点について意見したこともありました。チームや組織として所属している感覚が徐々になくなっていく感覚を覚えています。

  • クロージングミーティングの開催

私の考え:「誰かを攻撃することになるのでNG」が出たことで、自分で個別にやりにくいことがなかったか聞くようにしました。自分がわかるダメなところって顕在化したところしかわからないので。ちゃんと私が理解できるように伝えてくれる人、繰り返しになりますが本当にありがとう。

8. 優秀な人が抜けると組織は弱まる?

私の考え:個人にも組織にもレジリエンスがあるのが理想ですね。組織も生き物と考えると。結局は自分次第だなと。

9. 階層がない組織はうまく行く?

ラクラシー組織、知りませんでした・・・

階層がない組織の弱点

  • 未熟なメンバーを採用しにくくなる
  • 新しいメンバーが馴染むのに時間がかかる
  • 個々人にマネジメント力を求める
  • 組織の拡大が難しくなる
  • 評価が難しくなる

私の考え:評価が自社ではなく、規模も組織形態もまったく異なる他社基準で、その上給与は自社評価だと従業員的にかなり疲弊します。でも、やっていることは全部自分の力にはなるので長期的に自分がなりたい像が広がるという考え方を持っています。自分が去った後に残念ながら解体か、大体が教育制度が必要とわかったので新しいメンバー用に作ったという話を聞くと、人柱になってよかったと思います。

10. 強い組織を素早く作るには

私の考え:ここは私にはわからない話でした。認識があってるか不安ですが、解体前提で採用されたと分かると悲しいなと。

さいごに

組織デザインに、正解も完成もない
永遠に悩み続けるのが、組織デザイナーの宿命

 

これからも主体的に環境づくりに参加していきます。

自分がその現場にいない話は、聞くだけにする

よく聞くことだが、
「○○さんから聞いた話なんだけど、
 どこどこで何々したらこうなったんだって。
 あり得ないよね」という会話がある。
文体的に女性口調だが、性別に関係なくよく耳にする。

同業・他業に関わらずこういった話を聞くのは割と好きな方である。
理由は、自分でその状態を想像して
「だったら(前提条件)をどうするか」
を考えるきっかけになるから(こう言ったことがないと私は本当に何も考えがない人間なんだとつくづく反省する。話がそれたので、本題に戻る。)

大体の問題は「思い込み」にあるように思う。

一つは『これくらい知ってて普通』『こんなの当たり前、できて当然』のような
対象への期待混じりの攻撃。
もう一つは『自分はそれについてよく知っている、すごかろう』という自己の大きさを伝えたい欲求。程度の強弱はあれどこういった「心の奥底にある考え」がその発言を促しているように思う。

この手の話は「どこまでが事実か」わからないことが罠だと思う。
(罠というか気をつけないとねという方が言葉の選び方として妥当)

先ほどの発言者の言葉を分解すると、
以下のことが具体的でないと、何をどうしたらよかったかわからないよねと思う。
・発言者と○○さんの関係性、○○さんの人となり
・発言者と▲▲さんとの関係性、○○さんと▲▲さんとの関係性、▲▲さんの人となり
・どこどこで何々したらこうなったの事実関係
・あり得ないと思う状況への妥当性
・▲▲さんはどこどこさんに何をすると期待していた?それは伝えていた?
・どこで何をするとこうなる「はず」は一般的なこと?
・一般的だとしても、そこでは「対応していない」のでは?
・どこどこさんの言い分は聞けないのか?
・そもそもどうしてそうなったんだ?
・○○さんが発言者に見せる自己と、それ以外に見せる自己が同一か?

とか。結局は当事者間でしかわからない話を聞き、
部分的な事実を切り取って、どこかに話し手の都合のいい解釈が混じってるかわからず
いい悪いの判断がどうできるんだろうと。

不満を別口で言う前に、本人に直接言えたらいいよなと思いつつ、
そういう状況や関係性ではない状況も十分にあり得るとも思う。
そもそも話していたのに伝わってないとか、
担当者によって言ってることが違うとかもある。
人は都合のいいように聞きたいことを聞くし、
面倒だと少しでも思うと都合良く簡単な問題にすり替えがちなので。
おそらく私もそうなのだろう。また話がそれた。

身近に見てきたので最悪だなと思うのは「あり得ない」と発言していた人が、
「今回聞いた話とまったく同じ態度を他人にとる」ことである。
この人は自分自身に「こうはありたくないという反対の呪文」を
自分自身にかけてしまっていた。とても矛盾した行動に思えた。

自分を知ったり大事にするには、世の中の仕組みや、
相手を知ること知ろうとすることってすごく大事だし、
そうすることで、近い関係の人ももっと大事にできると思う。
こう言ったことも「思い込み」なのかもしれないけど。

私は相談事に対して「こうしたらどう?」などと、
いちいち一言言ってしまう傾向がある。
相手は「ただ聞いてほしいだけ」かもしれないのに。
それで結構ヘソを曲げられることがある、気をつけよう。

取り止めも無くなったので、ここまでにする。

余談:こういう話をすると「女性は聞いてほしい傾向が、男性は解決に向けて助言したい」という例を見聞きするが、必ずしもこれにあてはならず、
男性であっても聞いてほしい人もいたし、私を含めて女性でも提案してくれる人はいっぱいいる。要するに話し手が何を望んでるかを聞くのがいい。
立板に水のように話す人が、必ずしも話を聞くのが上手ではないように。

一概に性別云々で区切られる世界がなくなればいいなと思ってる。
自分も気をつけようと思う、人や状況によるだろうと。

誤謬

コミュニケーションについて、考えることが多い。

ビジネス本やコミュニケーション本をよく読んできた。が、 結局、自分の状況や体験にはフィットしない。

数学や物理のように、論理立てて体系的に学べる本はないかなーと 過去のやり取りで躓いたやり取りやキーワードから 検索してみると「誤謬」という言葉と出会った。

最近は会話を録音して振り返ったり、 もっと過去のものは、手帳にメモやメールを印刷して貼り付けていたりするので、 何に引っかかり、どうして解消できなかったのかちゃんと理解したいなと思っている。 国民性かなとも考えることもできるが、そう言ったことでもない。

こういうことには、こうした方がよかったねというスタンスで整理しよう。 自分が悪者扱いされるのが嫌なのに、相手を悪者扱いするという矛盾を孕んでいる。

算数からやり直し

試験に向けて、算数から始め、中学数学までやり直しをしている。 当時、まったく頭に入ってこなかった「定義」が理解できる、葉一先生ありがとう。

WebGL・three.js や Unity、Processing・TouchDesigner のチュートリアルを やっていると「なんでこう書くんだろう?」という疑問が湧いて、結局「数学」だったりする。 まずチュートリアルを完成させればいいだけだし、 数をこなして感覚をつかんで、共通項を見つける方法がいいとも思う。 私の傾向として「なぜ」を深掘りしたい。

何をするにも JavaScript の知識が必要になるので、 そこから枝をつなげていこう。

およそとおおよそ

資料内の一語について、フィードバックをもらったので自分でも調べてみました。

およそとおおよそ

これまで違和感なく双方を使ってきたので、フィードバックを受けて改めて辞書で調べました。

明確な意味の違いはなく、「およそ」は口語(話し言葉)、「おおよそ」は文語(書き言葉)との記載が多かったです。

ここまではっきりと意図的に使い分けていたつもりはなかったものの、文語として間違いではなかったので一安心です。

指摘されて改めて普段使っている日本語を意識するようになりますね。

ちなみに、おおよそとおよそには漢字での表記もあり、おおよそは「大凡」およそは「凡そ」だそうです。

 

脱線しますが、「おおむね」という似たような言葉もあり、鳥取大学機械学習の研究?を見つけました。

「おおよそ」「おおむね」

機械学習とは何かをきちんと理解していませんが「特定の語句が(前後の語句から)どう使われているか」とらえるられると読み解きました。これは機械学習という機械?が、何かの文献を集計して、それに対応した文章を作れるということなんだろうか?

機械学習 | 用語解説 | 野村総合研究所(NRI)

文章を作るというより、ルールやパターンの抽出ができると。

これはとても欲しい。これはとても欲しい。会話を読み解き、その人のパターンを分析してくれて、傾向を伝えてくれる。結果、相手が何が言いたいのかわからないが解決する。自分にも使えて、文章が冗長的にならないように、文の流れや文末の語まで指摘されたら嬉しい。

 

頃とごろ

頃とごろ

メール文に記載した、日程に関する表現について、フィードバックを受けて改めて辞書で調べました。

数冊の辞書で調べましたが、「何月中頃」が「何月中ごろ」とひらがな表記が間違いといった記載が見当たりませんでした。

代わりに、中頃と中旬の違いを見つけました。気にしていませんでしたがそういえばどういう違いがあるのか、そもそも違いがあるのかの認識もありませんでした。

「中旬」とは何日から何日のことを指すのか。 | レファレンス協同データベース

となると、今回の「4月上旬ごろ」という表記は間違っているのかな。上旬が「1日から10日間の明らかな期間」ならば、そこに曖昧な「頃」という表現をする。ん?これはOKなのでしょうか?

クライアントとのスケジュール共有

タスク管理とは別に、全体のざっくりスケジュール表をこれまではイラレでチクチク作ってはクライアントにPDFを共有するのが通例だったけど、特に案件後半に差し掛かったあたりでその日や前後の出来事起点で流動的に変更するから、「なんでイラレで作ってるんだっけ?」って思って Google カレンダーにした。

その前は スプレッドシートでマス目カレンダーを作ってたけど、案件ごとにカレンダー作るのが手間(たぶん自動化できそう)なのと、これも状況変化によるセルごとの調整がめんどうでやめた。短期間で突発的な案件だとクライアントも普段見慣れているツールのほうが心象良さそうだし、ひとまず。